株式会社愛恵育場 様

旭川支店より「株式会社愛恵育場」様をご紹介いたします。

こちらの会社では養羊業を営み、羊の中でも全国的に希少なサフォーク種の生産を行っています。
代表の八重樫さんは本業が歯科医師でありながら、畑違いの養羊業も営んでいるので、今回はその経緯に触れつつ、当社のご紹介をさせていただきます。

八重樫さんは昭和61年に北海道医療大学歯学部を卒業し、同大学病理研究室で悪性新生物(いわゆるガン細胞)の研究に携わっておりました。その後、医療法人社団慶友会吉田病院で歯科医師勤務を経て、平成元年12月にかむい歯科診療所を独立開業、平成24年には医療法人社団純弘会を設立しました。

設立された頃、医学の世界では再生医療研究が注目を集めており(専門的なことはわかりませんが、豚を使用してヒト細胞の培養等をしていたあれです)、八重樫さんは歯学においても再生医療の発展は、インプラント等リスクある施術方法から、自分の歯から歯を培養・移植する、人体に影響が出にくい新しい施術方法の発見につながる重要なものだと考えていました。

このような経緯から、株式会社愛恵育場を設立し、当初は豚で再生医療研究を行う傍らで豚肉の販売を行っていました。しかし、飼育費の膨大さから方向転換し、羊でも同様の研究が可能だったことから現在のサフォーク種の生産を始めました。

八重樫さんの牧場では、現在120頭ほどの親羊と30頭ほどの子羊が飼育され、その全てが全国的なサフォーク人気のきっかけとなった伝説の焼尻サフォークの血統です。

実際にラム肉を試食させていただきましたが、その味わいはとても上品で臭みがなく、後からラム肉の旨みが口いっぱいに広がるので、食べた瞬間はまるで和牛を食べていると錯覚してしまうほど絶品でした。

現在はまだ市場に出回っていないため、出会うことは困難ですが、今後精肉として市場で販売された際には、是非一度購入してご賞味いただきたいです。
新年1月3日放送の「男子ごはんSP」でも当社サフォークが紹介され大変好評だったようです!今後の発展に期待大です!!

以上、歯学界への貢献と道産食材の魅力発信に尽力する八重樫さんと株式会社愛恵育場の紹介でした。

住所:旭川市神居2条4丁目2番14号
Tel:0166-63-2863

※内容は取材時のものです。価格や住所・営業時間などは変更になっている場合があります。

         

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